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東北関東大震災後 2日目

2011/03/13 Sun 19:46

昨日は、炉心溶融報道を聞きつけ、道路の状況もよく分からない状況でしたが、福島市内の実家に移動しました。最悪の場合、実家の家族を連れて仙台に逃げなければならないと思いつつ。信号もついていない真っ暗な国道をラジオを聴きながら走り続ける光景は、いま思い返しても異様なものでした。幸い、チェルノブイリのような事態にはならずに、一安心です。

福島市内は、電気・ガスは生きていますが、水道はシャットダウン。ただ、水は制限つきですがかろうじて配給しており、食料の備蓄もあるので、何とか暮らしていける状況です。何より、テレビやインターネットで情報を得られるのが救い。仙台にいると、ほとんど情報が入ってきません。

仙台の都市部は、いまだライフラインが遮断されているようです。我が家は水は通っていましたが、おそらくタンクの備蓄があっただけだと思うので、そろそろ底をついているかもしれません。食料も圧倒的に不足しています。近隣のコンビニなどは、もう在庫がつきています。さすがにこの状況が続いてしまうと、どうなるのか心配です。一人暮らしの高齢者などは、大丈夫なのでしょうか。電気さえ復活すれば、まだ何とかなると思うのですが。

それから、ガソリンの不足も深刻です。昨日からガソリンスタンドの前には、果てしなく車の列が続いています。警察官の父の話によると、もうどこのスタンドも備蓄がついてしまったようで、警察署に泣きついてくる住民もいるそう。僕も、福島に移動してしまったため、後は仙台への帰り分しか、ガソリンが残っていません。うかつに仙台に戻るわけにも行かず、次にどう行動をとるべきか、状況を見ながら考えているところです。仙台に移動して、何かやれることがあるならば戻りたいのですが、ライフラインが完全に遮断されている状態でうかつに戻っても、自分もイチ避難民に戻ってしまうだけ。福島で状況を把握しているほうが、まだ有効な打ち手につながりそうだと思っています。

話は変わりますが、素晴らしい対応をしている企業やお店があります。
母親によると、福島市内のスーパーでは、通常よりも開店時間を早め、混乱にならないように客を誘導し、待ち時間にも温かいコーヒーを振舞っていたそうです。
仙台市内でも、一部のお店が、路上で在庫を販売し始めていました。通常よりも低い値段です。僕は、近所の焼き鳥屋さんが炭火でやいた焼き鳥を分けていただきました。
知り合いでもある仙台市内のリフォーム会社の社長は、社員が自宅の復旧も後回しに会社に集合し、近隣の住宅の復旧活動に無料で対応しているとフェイスブックに投稿していました。ただ、物資やガソリンももう底をつきかけているそうです。
非常事態にどのような対応をとるかで、企業や人の格が決まると思います。地域にも、素晴らしい人たちがたくさんいることを再確認でき、一筋の希望が見えました。

また、こんな状況で不謹慎かもしれませんが、震災前から崖っぷちといわれてきた寄付税制改革、NPO法改革も、まだ望みがつながっているかもしれません。こんな状況で、今回の予算委員会を通るのはさすがに無理でしょうが、阪神淡路大震災のときに、市民活動のチカラが注目され、それがNPO法制定につながったように、今回の復興活動でNPOのチカラが認められれば、前述の法改正を後押しする世論が形成されるかもしれません。先ほどのニュースでは、ボランティア担当に辻本議員が任命されたようです。辻本議員は、上述の法改正にも積極的に関わってきた議員だと聞いたことがあります。

まずは、目の前の状況を乗り越えることが第一優先事項ですが、今回の危機を活かし、さらによりよい社会作りにつなげる。そういった強かさを持ち続けましょう。
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